突然ですが
今、仮想通貨を持っているだけでは損をしているかもしれません!
昨年(2019年)はBTC(ビットコイン)が約60万円から600万円まで高騰し、仮想通貨が再び注目されました。
私もその時、仮想通貨投資をはじめ、最初はBTCを売買し、多少の利益を得ては喜んでいました。
アルトコイン(BTC以外のコイン)に手を出したときも、どんどん儲かるので、「人生勝ち組の薔薇色人生突入か?」と調子に乗っていました。
仮想通貨投資にも慣れてきたころ、ある仮想通貨投資家さんが「BTCを売るのはもったいない」と発言しているのを、耳にしました。
「なんでBTCを売るのはもったいないことなんだろう」と疑問に感じ、色々調べてみたときに、DeFi(ディーファイ)(分散型金融)に出会ったんです。
結論を言うと、DeFiを勉強したら、「仮想通貨を持っているだけでは、もったいない!機会損失だ!」と感じるようになります!
では、なぜ仮想通貨を所有しているだけでは、機会損失をしているのでしょうか?
今回はDeFiについて解説します。
・DeFiについてだいたいのイメージが理解できる
・DeFiでなにができるのか理解できる
・DeFiは具体的にどんなサービスがあるのかを知ることができる
DeFiとは?
DeFi(分散型金融)とは正式名称を「Decentlized Finance」といい、「Decentlized」は「分散した」という意味で、「Finance」は「財政」という単語で成り立つ金融用語です。
この2つの単語を組み合わせてDeFiは「分散型金融」または「分散型取引所」と呼ばれています。

「分散型」とは「管理者のいない組織、無人で動くシステム」というイメージ
対義語は、「中央集権型」と言い、これは「管理者のいる組織、会社」などが当てはまります
DeFiを「分散型金融」と言われてもピンときませんが、イメージとしては、銀行員(管理者)のいない自動で運営されている銀行みたいなものだと最初は思っておきましょう!
DeFiで出来るサービス

次は具体的にDeFiで出来るサービスを紹介するよ。
レンディング
銀行で融資を受けるように、DeFiでお金を借りることをレンディングといいます。
わざわざレンディングでお金を借りる理由がわからないと言う方もいるでしょう。(私もそうでした)
融資とレンディングの違いは「かんたんさ」です。
融資には銀行にお金を借りる理由(家を買いたいとか、企業したいとか)が必要ですが、DeFiは管理者がいないので、お金を借りる理由を言う必要がないんです!!
実際、私はDeFiで80万円ほどレンディングしていますが、理由は投資目的です。
銀行なら投資目的でお金は貸してくれませんよね。。
でも、DeFiなら貸してくれるんですよ。
すごいよ、DeFi。
イールドファーミング

イールドファーミングとは、DeFiに仮想通貨を貸し出すことで、金利収入を得るサービスのことです。
イールドは「利回り」を意味し、ファーミングは「耕作」を意味します。なので、お金を貸して金利収入を得るサービスと捉えていいと思います。
例えば、Compound(コンパウンド)というDeFiでBTCを貸し出すとCOMP(コンプ)という仮想通貨の形で、金利収入を得ることができます。
これまでは仮想通貨投資と言えば、仮想通貨を売買することがメインでしたが、DeFiの登場で、売買だけでなく、仮想通貨を貸し借りできるようになったんですね。
流動性マイニング

流動性マイニングとは、イールドファーミングの一種で、仮想通貨を貸し出した時に、トークンを利息として受け取ることができるものです。
トークンとは特定の目的で発行された仮想通貨のようなもので、例えば、CompoundではCOMPというトークンを仮想通貨を貸し出しているユーザーに利息として配布していました。
流動性マイニングの特徴は「高利回り」。年率数十〜数100%あるいはそれ以上の利回りで配布されていました。
銀行の預金利息は0.001%なのに考えられませんよね。
これを可能にしているのはトークンの時価が小さいからです。
将来トークンの価格が上がれば、いいのでしょうが、時価が上がらなければただの“オマケ“に過ぎません。
しかしこのトークンがDeFiが流行するきっかけになったんです!!
DeFiの流行の火付け役になったサービス

なぜDeFiが流行ったんでしょうか。私ももっと早くDeFiに気づいていれば今頃億り人に。。。
COMP(コンプ)

COMPとはCompoundを利用することで配布されたトークンのこと。
Compoundの特徴は仮想通貨を貸し借りすると、貸し手はもちろんのこと、借り手もCOMPを受け取ることができること!!
このCompoundがCOMPを配布するサービスが人気を呼び、ユーザーが劇的に増えました。
COMPの価値はそんなに高くないけれど、オマケがもらえると嬉しいですよね。(私はめちゃめちゃ嬉しいです)
そして、2020年6月25日にBinance(バイナンス)がCOMPを新規上場することを発表しました。
その取引最高価格は$556(約60,000円)!!
オマケだと思われていたトークンが一気に大金になったことで、DeFiブームが起こりました!

もし、100COMP持っていれば、600万円になっていたということですね。
Uniswap(ユニスワップ)

私はUniswap(ユニスワップ)に対しての第一印象は「ユニコーンの絵が可愛い」でしたが、ただ可愛さだけで人気になったわけではなく、すごいことを成し遂げていました。
Uniswap(ユニスワップ)は2018年11月にサービスを開始します。
その時のDeFi市場は取引する人が少なく(板が薄い)、Binance(バイナンス)のように好きな価格で仮想通貨をコンバート(変換)することはできませんでした。
[仮想通貨取引では、相対取引となるので、その時の時価で買いたい人がいても、売りたい人がいなければ、取引は成立しない。取引する人がいない市場ではよくある現象です。]
その状況の中でUniswap(ユニスワップ)はある程度の仮想通貨やUNIトークンをプールすることで、流動性を高め、その時の時価で買いたい人はいるが、売りたい人はいない場合であっても、プール内の仮想通貨を使用することで、取引を成立させる仕組みを構築しました。
これで、取引所でなくても、個人間で自由に取引が可能になったのです!(考えた人は天才)
この技術を利用したのがBinance(バイナンス)のLiquidSwap(リキッドスワップ)です。
当ブログの記事で利用方法を紹介しているので、参考にしてUniswap(ユニスワップ)を体験してみてください!
Sushi Swap(スシスワップ)

今度は美味しそうなトークンの紹介です。
皆さんの何人かはこのトークンの名前を聞いたことがあるのではないでしょうか?
私はスシトークンの流行が終わった後に存在を知りました。
もし、もっと前に知っていたら、名前の響きから欲しい!!と思ったはずです。(寿司好き)
SushiSwap(スシスワップ)はUniswap(ユニスワップ)に上場しました。
SushiSwap(スシスワップ)にプールすると、「Sushi(スシ)トークン」が配布されるというものでした。
当時のUniswap(ユニスワップ)ではマイナートークンが配布されるのは珍しかったので、かなりの人気を集めました。
なんと、登場して1週間で約12億7000万ドル(1,350億円)がスシトークンとしてプールされ、それはUniswap(ユニスワップ)の全体プール量の70%以上を占めていました。
しかし、SushiSwap(スシスワップ)の開発者がSushiトークンを大量に売却したことでSushiトークンの価格が大暴落しスシブームが終焉しました。。

1週間で価格の大暴騰と大暴落が起こったんですか。。(クジラコワア)
まとめ
DeFiのサービスの紹介はいかがでしたでしょうか。
私もこの記事を作成して、DeFiについて少し理解が深まりました。
DeFiの勉強をすると、UniSwap(ユニスワップ)やSushiSwap(スシスワップ)などの新しい技術や企業がどんどん登場していることがわかります。
今まで仮想通貨の値上がりだけを期待していた時代から、DeFi(分散型取引所)を利用することによって、仮想通貨を運用する時代になったんですね。
とは言っても、新しい事を勉強するのも難しいし、怖いですよね。
そんな方はBinanceがやっていたLiquidSwap(リキッドスワップ)をおすすめします。
LiquidSwap(リキッドスワップ)はUniSwap(ユニスワップ)やSushiSwap(スシスワップ)などの新しい技術をマネたものなんです。
Binanceは大きい取引所なので、安心して仮想通貨を運用できるのではないでしょうか。
仮想通貨の世界は目まぐるしく進化しています。新しい情報を素早くキャッチして、「爆益」につなげましょう!!

爆益!!