
流動性スワップって利回りいいけど、リスクを理解してないと報酬もらっていても損してるかも!

インパーマネントロスって複雑でわかりにくいから、あんまり考えていない人が多いみたいだね。これを機会に、少しでも理解を深めていこう!
- インパーマネントロス(変動損失)とはなにか
- バイナンスのリキッドスワップ(流動性スワップ)での損益を確認する方法
- バイナンスでの取引履歴の確認方法
インパーマネントロス(変動損失)って何?
簡単にいうと、「仮想通貨を預けないで、ただ持っているほうが儲かってた」という状態
「え?利回り8%とかあったのに、なんで?」
「毎日報酬もらっているのに、損してるわけないじゃん!」
と思った方もいるでしょう。
流動性スワップにはリスクがあります。それがこの、インパーマネントロス。
預けた後に、通貨の価格変動があったら必ず発生してしまうんです!!
バイナンスのリキッドスワップ(流動性スワップ)での損益を確認する方法
仕組みはさておき、自分の流動性スワップが損しているのか、得しているのか知りたいですよね?
既に預けている方は、現在の枚数と預けた時の枚数を確認することで、損益を出せます!
ここでは、その確認方法を解説します。
バイナンス流動性スワップの取引履歴を確認
バイナンス流動性スワップのページを開きます。

下にスクロールすると、履歴が検索できるので、流動性履歴の日付を調節して検索します。
今回は、BNB/BTCのペアで計算していきます。

預けたBNBとBTCの合計を計算
「金額」の列が預け入れたBNBとBTCです。
私の場合、4回入金しているので、これらを合わせます。
エクセルにコピペすると便利です。

この表だと、D列、E列を足します。
現在のBNBとBTCの数値を確認

バイナンス流動性スワップのシェア詳細から、「プールシェア構成」を確認することで現在の数量がわかります。
私は既に解除してしまったので違うペアの画像ですが、下記を調べることでわかります。

現在の数量との差を計算


現在の数量 ー 預けた数量 = 数量の差
となります。
ここでは、BNBが少し増えて、BTCが少し減っているという感じですね。
現在の価格から、日本円に変換

この時の価格は、おおよそBNBが40,547円、BTCが4,412,000円だったので、掛け算します。
これで差額が出ました。
差額を足し算

差額を足し算することで、損益がでます。
これでインパーマネントロスの計算は完了です。
結果、損失はありませんでした。
理由としては、BTCもBNBも同じように下げているためだと思います。
例えば、BTCだけ今後上昇していくと、プールのバランスが崩れるのでインパーマネントロスも大きくなるということですね。
あとは、これに報酬を足せば、報酬も考慮した利益を確認することができます。
インパーマネントロスしていても、高利回りで結果プラスになるということもあるので、その兼ね合いを考えて投資することが大切です。
まとめ
- インパーマネントロスは、下落トレンドだと増える。
- 片方が上昇、下落すると損失が発生する。
- 両方価格変動がなければ、インパーマネントロスは発生しない=ステーブルコイン同士のペアならリスクが低い。

これで、解除のタイミングもしっかりわかるね!